元社員による加入金等着服のお詫び

この度、堺市上下水道局から受託している水道メーター検針・料金収納等業務において、ヴェオリア・ジェネッツ堺北事務所の元従業員による、給水装置工事に係る加入金、設計審査料及び工事検査手数料(以下「加入金等」)の着服が判明しました。

本件により、堺市上下水道局様ならびに堺市民のみなさま、堺市の指定水道工事事業者様などをはじめとする関係者のみなさま、弊社取引先のみなさまに多大なご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

1)受託業務名

 水道メーター検針・料金収納等業務

2)発覚日

 2024(令和6)年4月17日(水)午前10時頃

3)場所

 堺市北区百舌鳥梅北町1丁39番地2 堺市上下水道局内 堺北事務所

4)対象件数及び金額

 21件 2,136,700円 

5)概要

 元従業員1名が、堺市上下水道局本庁舎窓口にて、給水工事事業者の方から収納した加入金等を着服していたことが判明しました。

 着服金額については、全て堺市上下水道局に弁済し、管轄警察署に被害届を提出しました。

6)発生要因

 窓口で収納した加入金等について、集計作業から出納取扱金融機関に納金する間のチェック体制が不十分であったため、着服を発見することができなかったことが要因です。

7)再発防止策

 上記発生要因を踏まえ、以下の再発防止策を実施します。

(1)業務フローを見直し、各段階でチェック機能が働くフローに変更しました。

  • 当日の収納金、収納管理簿、領収書控えの3点の突合を行う。
  • 収納金の集計作業については、2名体制で相互確認を実施する。
  • 出納取扱金融機関への持ち込み前の確認は、作業者のチェックに加えて集計作業者以外の第三者によるダブルチェックを行う体制とする。
  • 出納取扱金融機関への振込み完了後、振込用紙控えの金額と収納管理簿の金額の整合確認を行う。また、これら資料の写しを当日中に堺市上下水道局に提出し、局の点検・承認を得る。

(2)当該事務所全従業員に対し、コンプライアンスの再教育を実施します。

(3)半年に一度、本社主体で業務フロー及びチェック体制を確認します。

(4)内部監査体制を強化します。

8)当該従業員の処分

 懲戒解雇 2024(令和6)年4月23日付

 

本件の発生を重く受け止め、改めて、再発防止策、社員教育の再徹底を即座に実施し、業務の見直しを含む抜本的な改革を行ってまいります。