総合環境ソリューション企業であるヴェオリアは、「エコロジカル・トランスフォーメーション(環境変革)」に関する意識調査を実施し、その結果を発表しました。本テーマで実施される意識調査は、前回(2022年実施)に続き2回目となります。この調査は、環境課題対策への受容性や展開における課題、そして促進要因について評価、分析することにより、環境ソリューションに関する議論を具体化するとともに、環境対策の受容の阻害要因と手段を把握し、エコロジカル・トランスフォーメーションを加速させることを目的にしています。
「エコロジカル・トランスフォーメーション」とは、環境課題解決に向け、生産プロセスや消費者行動に変革を起こす取り組みのことを意味します。ヴェオリアはその変革を起こすリーダーとなるべく、気候変動、資源枯渇、生物多様性の崩壊、広範な汚染の4つの課題に対する根本的なソリューションを開拓しています。本調査においては、「環境変革」という言葉を使用しています。
【主な調査結果】
- 回答者の77%は、気候変動は実際に起こっており、またその原因は人間の活動にあると考えている(前回調査より6ポイント増加)
- 回答者の70%は、気候変動は人類が直面する最大の健康上の脅威であると確認している
- 回答者の64%は、気候変動の影響で発生するコスト(代償)は、エコロジカル・トランスフォーメーションに必要な投資よりも大きくなると確信している(前回調査より5ポイント増加)
- 政府、自治体、国際機関、企業、個人、すべてのステークホルダーに関して、90%以上が、エコロジカル・トランスフォーメーションの具体的かつ効果的な解決策を見出すために果たす役割があると考えている
今回の調査から、人間の活動がもたらす脅威として気候変動を実感し、それに対して何もしないことによる被害のコスト(代償)はエコロジカル・トランスフォーメーションに必要なコストより大きいと考えている人が増えていること、また、エコロジカル・トランスフォーメーションに向けた具体的かつ効果的なソリューションを見出し実践するため、すべてのステークホルダーが、それぞれの役割を担い、また協力していく必要があると考えていることがわかりました。
ヴェオリアは「エコロジカル・トランスフォーメーション」を牽引する存在となるべく、地球規模のグローバルな課題を解決するために、革新的なソリューションを開発し、ステークホルダーとともに環境課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【調査概要】
調査結果の詳細はこちらをご覧ください。
- 調査方法:オンライン調査
- 実施時期:2023年11月17日ー12月3日
- 調査対象者:1,000人
- 代表的な18歳以上の居住者サンプルを抽出
- 代表性は、性別、年齢、社会的職業、収入、都市部、居住地域の変数に適用される割当方法に従って確保
- 本調査は2回目(前回は2022年実施)