ヴェオリア・ジャパン合同会社代表取締役会長の野田由美子は、フランス共和国から国家功労勲章シュヴァリエを受章しました。本章は1963年に創設され、大統領の決定によりフランスに対して功績のあった外国人にフランス政府から授与される勲章です。7月1日に受勲式が在日フランス大使公邸にて行われ、フィリップ・セトン駐日フランス大使より授与されました。フランスの専門知識やノウハウを活かしながら、日本においてサーキュラーエコノミーを牽引し、フランスと日本の関係を発展させた功績が評価され、今回の受章となりました。
(野田由美子会長挨拶より抜粋)
フランス国家功労賞シュバリエ叙勲の栄に浴することができましたことに、心より感謝申し上げます。ヴェオリアの従業員は、日本のインフラを担い、「あたりまえの生活」を支えるべく、強い責任感を持って仕事をしています。フランスを本拠地とするグローバル企業でありながら、日本の社会・地域に溶け込んだローカルな企業であることを、私はとても誇りに思っています。この名誉を授かることができたのは、私たちの仲間のおかげであり、感謝を込めて全従業員に贈りたいと思います。
また私は、人類の活動が地球の限界を超えつつあるなか、リニア経済モデルから脱却し、循環型の経済モデルを創り上げてゆくことが、人類の未来に向けて鍵を握ると信じて、この数年間、サーキュラーエコノミーの実現に向けて全力を尽くしてきました。フランスをはじめとするヨーロッパは、サーキュラーエコノミーやサステナビリティに関する深い知見を有しています。 私は、ヴェオリアの一員として、そこから多くの学びを得て、日本におけるサーキュラーエコノミーの実現に向けた活動を進めることができました。今回の受章は、サーキュラーエコノミーが日本でも認められたことの証でもあると受け止めています。その活動を同志として支えてくださった、関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。これからも、日本のインフラを支え、将来世代に対する責任を果たすべく、皆様と共に挑戦を続けてまいりたいと存じます。
フィリップ・セトン駐日フランス大使による勲章の授与