AnoxKaldnes社(Veoliaのグループ会社)のコンパクトで安定した運転が可能な担体式活性汚泥プロセスです。
特殊な形をした担体表面に、生物膜を形成させ流動させることにより、水中の有機物を除去します。反応層には、担体が流出することのないように設計されたスクリーンが設置され、担体は反応槽内で循環され続けます。
<特長>
- コンパクト化が可能:反応槽が約1/2に小型化され、水質次第では沈殿槽が不要です。
- 安定した運転が可能:バルキングを起こすことがありません。
- 運転維持管理が容易:曝気量(撹拌スピード)の管理のみで運転可能です。
- 汚泥発生量が少ない:反応槽内滞留時間が長いため、汚泥の発生を抑えることが可能です。
- 処理能力増強が容易:担体の充填率を変更することにより、処理性能を変更できます。
<実績>
世界55ヶ国において600基を超える実績を有しています。その豊富な経験と知識を活かした丁寧な設計とアフターサービスを提供します。
産業排水で実績が多いのは、高負荷排水が生じる食品・飲料工場や紙・パルプ工場の排水処理プロセス用で、約60%を占めています。