「サービスを提供する側の人間」を意識し、
お客様が笑顔になる対応を
現在どのような仕事に取り組んでいますか?
成田営業所内にある「成田コンタクトセンター」のセンター長を務めています。コンタクトセンターは一般的にはコールセンターと呼ばれる顧客対応を行う部署ですが、電話だけでなくファックスやインターネットでもお問い合わせいただけるようにという理由で、コンタクトセンターの名称が使われています。
引っ越しに伴う手続き、支払いや検針についてなど、営業所に寄せられる問い合わせ全般の対応だけでなく、窓口での接遇対応も業務範囲に含まれます。通常は私も電話対応や窓口対応を行いますが、新入社員やオペレーターが増えた際には指導を担当しています。
Resourcer(リソーサー)としてのこだわり、仕事のやりがいは?
センター長として、人材育成に関わるマネジメントは大切なミッションのひとつです。特に、入社したばかりの新入社員との関わりを重視しています。私が入社した当初は、育成に関していうと最低限のマナーを指導する程度でしたが、ヴェオリアグループに入ってから徐々にビジネスマナーを重視するようになりました。近年では、さらにサービス向上が求められるようになったので、「サービスを提供する側の人間である」ことを意識しつつ、対応力の強化を図っています。
例えば、電話応対する側の声が優しくないと、お客様の声のトーンが下がってしまい気持ちのいい状態で終われません。お客様にとってはたった一回の電話であり、私たちも何十とある電話の一本かもしれませんが、その応対に対して満足感を得ることができれば、日々の仕事をがんばる力にも繋がります。そして何より、お客様とのやり取りを笑顔で終えられた社員の表情を見るたびに、私自身も非常にうれしい気持ちになります。
日々大切にしていることや信念を教えてください
「決まりを守る」という意識は大切にしています。営業所での決まり、会社での決まりはしっかり守る人間でいたいという意識は強いです。仕事の中でトラブルが発生しても、基本的な決まりごとを守ったうえで発生してしまったトラブルであれば、会社は守ってくれます。
また、社内のルールを守って業務を進めることで、次の工程を担う部署の方たちもスムーズに業務を進めることができます。ルールというのは、理由があって定められているものなので、新入社員の方にも大切にしてほしいと思います。そうした意識で指導した社員が、次の新人へ同じように指導をしてくれる姿が見られると安心します。
これからの夢や目標を教えてください
どのような時でも、自信を持って指導できる存在でいることが目標です。ヴェオリアでは他の営業所の方々が集まって受ける社内研修があり、時々その研修の講師を任せてもらうこともあります。その際に、自分の中に迷いがあり自信のない状態で実施する研修は必ずといっていいほど上手くいきません。自分自身の得意分野があれば苦手分野も当然あるので、少しずつその苦手分野を克服しつつ自信を持って講師を務めることを今後も目指していきます。
また、私だけではなく社員一人ひとりが苦手を克服しつつ得意を伸ばすことで、組織は大きく成長することができます。顧客から「このままヴェオリアに任せたい」と思ってもらえる、信頼してもらえる営業所であり続けるためにも、それぞれが自信を持って働ける環境づくりに貢献していきたいです。
就職活動中の皆さんへのメッセージ
私たちヴェオリア・ジェネッツが携わる水道事業は、決して華やかな事業ではないかもしれません。しかし人々の生活を支え、地域に貢献できるという意味では大きなやりがいを感じられる仕事です。また、ヴェオリアは女性が活躍しやすい会社といわれますが、その理由は本当の意味で男女が平等に働ける環境にあると思っています。希望すれば女性でも外回りに配属されますし、男性だからといって無理な力仕事を押しつけません。男女問わず、適材適所で活躍できる職場だと思います。
どの会社でも業務中に苦労することや大変な場面はあるでしょう。しかし、私たちは社員に対して不安や不満を抱えさせたまま置いていくようなことはしません。もし安定して長く働ける職場を探しているのなら、ヴェオリアは魅力的な選択肢のひとつであると自信を持っておすすめできます。
官需水 CS/管網管理事業本部
コンタクトセンター長
2001年中途入社
(ヴェオリア・ジェネッツ)
販売や営業など多種多様な業種を経験後、2001年9月に入社。成田営業所でカスタマーサポートに従事する中、10年前に、当時設立されたコンタクトセンター長に就任する。現在は成田営業所内の顧客対応を一手に取り仕切る傍ら、従業員教育にも力を発揮する。