官需事業開発本部

【採用情報】仕事を知る「社員インタビュー」

 

前例のないプロジェクトへの挑戦。
ヴェオリアの真価がそこに。

 

現在どのような仕事に取り組んでいますか?

ヴェオリアでは水・廃棄物処理・エネルギーの3つの主力事業を展開しています。私はその中で、上下水道分野における新規事業開発を手がける、事業開発本部の副本部長と、PPP&提案企画部の部長に就いています。官民連携(Public Private Partnership)を通じて、国内の市町村における上下水道事業の運営をいかにより効率的で持続可能なものにできるか、といった課題に取り組んでいます。

「蛇口をひねれば水が出てくる」のは当たり前ですが、将来においてもその当たり前を続けられるように、一般の方々に水の大切さをどのようにしたら理解してもらえるか?を常に考えながら、ヴェオリアが民間企業として技術・知識・ノウハウを存分に発揮し、社会に貢献するためのプロジェクトを推進しています。

 

Resourcer(リソーサー)としてのこだわり、仕事のやりがいは?

学生時代に「社会に貢献できる何かをしたい」という思いがあって、卒業後にこの業界に飛び込みました。大学の学部時代は土木工学、留学したアメリカの大学院では環境工学を勉強しました。環境と国際といった二つのキーワードに関連する仕事をしたいという気持ちがあったので、これらを満たすヴェオリアはとても魅力的でした。

私の役割および業務は、ヴェオリアが持つグローバルの技術・ノウハウを活かしつつ、国内の各地域が持つ課題に取り組むためにローカルに考え、従来のやり方にとらわれずに新しい方法で事業の効率化や持続化に貢献する方法を探ることです。

従来のやり方とは違う新しい方法に取り組むときには、過去のコピー&ペーストは通用しません。事業自体がチャレンジングで、面白いこと、新しいことにどんどん挑戦できるのはヴェオリアならではのやりがいだと考えています。

 

 

印象的な仕事(プロジェクト)などのエピソードはありますか?

ヴェオリアに入社してすぐ、福岡県大牟田市、熊本県荒尾市の2市をまたがる水道事業の案件に取り組みました。九州のこの地方では古くから石炭産業が盛んで、鉱山会社が水道事業をはじめとする多くのインフラを整備してきたというユニークな歴史があります。ヴェオリアは鉱山閉山後に切り離され、民間によって整備・運営されてきた水道事業を引き継ぎました。

最初は何もわからなかった私ですが、先輩や自治体職員の方々に色々と教えてもらい、水道事業における原水管理から、浄水場での水処理、水道管路の管理、水道料金の徴収など、水事業に関する一連の業務を本事業を通じて学ばせてもらいました。民間企業では通常取り扱わない、水利権に関する国との協議などにも参加させてもらうことができました。これらの経験を通じて、プロジェクト・マネージャーとして大きく成長させてもらったと感じています。

 

これからの夢や目標を教えてください

上下水道事業では多様なバックグラウンドの専門家が活躍しています。日本が抱える人口減少は、上下水道業界においても非常に深刻な課題です。現在、この課題に取り組むために、国内の多くの自治体は様々な新しい取り組みを模索しています。その中で、私としても新しいやり方を常に考え、提案し続けることが重要だと考えています。新しい取り組みを通じて、上下水道業界が抱えている諸課題を解決し、貢献していくことを目標にしています。

 

就職活動中の皆さんへのメッセージ

ヴェオリアではOJTを中心に、共に新しい案件に取り組みながらプロジェクト進行形で経験を積み、ある程度の段階で自らプロジェクト・マネジメントを担います。「新しいことに挑戦できる」という点においても、ヴェオリアは非常に魅力的な環境です。社内だけでなく、社外関係者も含めて協業し、色々な分野・立場の人々の意見を吸収しながら成長したいという、高い意欲を持っている方をお待ちしています。

 

官需事業開発本部
副本部長

2006年中途入社
(ヴェオリア・ジェネッツ)

大学時代から米国政府と連携した環境事業に従事し、2006年にヴェオリアへ入社。当時から水関連事業に注力し、大牟田・松山・箱根・浜松・宮城など数々の官民連携プロジェクトに参画し、プロジェクト・マネージャーとしての才能を発揮。入社後は夜間・週末にMBAに通いながら経営学修士を取得する。