日々の仕事を通じ、
今日より明日が楽しい組織をつくる
現在どのような仕事に取り組んでいますか?
私が所属しているIS&Tは、社内のIT活用促進を目的とした部署です。ヴェオリアのようなグローバル企業の多くは、社内システムをグローバルスタンダード化して統一させているのですが、ヴェオリアでは各国でシステムの選定に関してある程度の裁量を任されています。フランス・パリの本社や海外のグループ企業の合意をとり、歩調を合わせつつ、コストやエフォートセービング、またデジタル化を進めることがミッションです。
例として、現在ヴェオリアではPC環境をWindowsから、Chromebookを使ったGoogle環境へと移行しています。これは世界各国のグループ全体で進めているプロジェクトであり、日本では私たちIS&Tが先導しています。
Resourcer(リソーサー)としてのこだわり、仕事のやりがいは?
今は入社してまだ半年程度(2021年3月取材時)。最初の3ヶ月間はオンボーディングとして、いろいろな会議やプロジェクトに参加しながら顔と名前、会社の文化や物事の進め方を覚えることに時間を費やしました。前職のアパレル業界とは全く異なる領域なので、まずは会社に慣れ、業界知識を習得することにとても苦労しましたね。
本格的にプロジェクトへと参画するようになったのは2020年11月からです。日頃から業務に対して裁量と自由度を与えてくれていますので、貢献できるエリア、興味があるエリアに対して、自ら「参加させていただきます」と宣言する場合もあります。
そのうえで大切にしていることはプロジェクトメンバーの方たちが主体的に進めること。そのため、私自身がプロジェクトをリードするのではなく、方向性の確認、コミュニケーションサポートといった形で関わるようにしています。
これからIT化、デジタル化が進む中、さらに貢献できる範囲が広がることが楽しみであり、やりがいにつながっています。
日々大切にしていることや信念を教えてください
IT環境の整備やプロジェクトのサポートを進める背景には、皆さんが楽しく働ける環境を作りたいという想いがあります。社会に出れば一日の中で寝ている時間以外の半分以上は仕事に費やしているわけですから、社員の皆さんには仕事の中に楽しさを見出してほしいのです。もちろん、楽しみ方は人それぞれで、すべての人を100%満足させるのは無理ですが、今日より明日、明日よりあさってが少しでも良いと思えるような環境にしていきたいと考えています。
そのためには働き方の改善、チーム環境の強化が必要です。一人ひとりの能力をコーチングで上げていくだけではなく、異なるバックグラウンドや得意分野を持つ人同士が、チームとして協力し合える環境が大切になっていきます。チームが上手く機能する環境を整え、それぞれが伸び伸びと働けるようなステージを築くことが、私のポジションに与えられた使命と考えています。
これからの夢や目標を教えてください
会社として「カスタマー・フォーカス」が重視されています。私たちの部署にとってのお客様はまずは社内ユーザー、その向こう側に本当のお客様がいます。その二つのお客様にきちんと貢献できるチームを作りたいというのが目標です。そのためにも一人ひとりの能力を伸ばしていかないといけませんし、その人たちにも責任を持ちながら楽しんで働いてもらえる環境を作りたいですね。
コーチングは若手に行う場合と経歴を積まれた方向けとでやり方が異なります。特にキャリアのある方に行う場合はある程度の信頼関係がないと、どんな有益な話であっても聞いてもらえなくなってしまいます。この半年はコーチングの土台となる人間関係の構築に奔走してきましたが、まだ助走段階だと思っています。これからが本当の正念場ですね。
就職活動中の皆さんへのメッセージ
ヴェオリアは、水、廃棄物、エネルギーというインフラを支える企業なので、正直なところ私に務まるジャンルなのか心配していました。でも入ってみたらそんな心配は全く不要ということに気付かされました。特に、ヴェオリアは女性の活躍推進に向けて積極的に動いてくれているので、男女共に多くのチャンスがあるところに感動しました。
もちろん活躍できるか否かは本人次第ですが、やりたいときにチャンスがなければ何も始まらないですよね。その点、ヴェオリアは何にチャレンジしたいか、自分のキャリアをどのように作っていくのかを、自らのアクションによって作るチャンスを与えてくれる場所だと思っています。キャリアや性別に関係なく、自分の可能性を追求したい方は、ぜひヴェオリアを選択肢のひとつとして検討することをオススメします。
IS&T本部
副本部長
2020年中途入社
(ヴェオリア・ジャパン)
某有名アパレルブランドの社内IT部門を経て、2020年9月にヴェオリアへ入社。IS&T(Information System & Technology)の副本部長として、社内のITアプリケーション、インフラ整備に責任を持つ。IS&Tチームの組織力の強化を推し進めている。